しごと(担う)が つなぐ。地域の中で継続する福祉社会のしくみ。 障がい者の【就労体験訓練施設】という新しい形として生まれました。
障がい者就労支援事業においての【工賃の向上】また物販での【商品の開発】・【販路の確保】は、常に課題とされています。そのような中、独自のアイデアや商品開発の末、着実な販路を確保し【安定した工賃の支給】、【働く楽しみ・意欲の実感】を実現している事業所もあります。また、他の企業や団体と協力し成功をおさめている事業所もたくさんあります。しかし、すべての事業所においてそれらは容易なことではありません。そして、私たちが出した答えは、【仕事がある環境】を整えることが【工賃の向上】、【一般就労】へのアプローチになるのではないかというものでした。福祉事業所にとって、すでに地域に定着している企業のOEMを行うことにより【就労・実習先・工賃の確保】だけでなく、【より開かれた営業窓口】を持つことが可能になります。企業にとっては、【経費の削減・生産量の増加】に加え、【仕込み負担軽減による商品開発への投資】を行い、より積極的な営業活動を行うができます。そしてなにより、事業所利用者にとって【工賃の向上】と就労先を見据えた【実践的なプログラムの設定】による【専門的な技術】を習得できることが考えられます。このような【三方良し】の状態が、地域への就労支援の定着と継続を可能にさせる重要な要因になると考えています。